「大きなお世話国家、日本」

 今日は、日曜日なので、一応カトリックの端くれとしては、「主日」という曜日ですので、ミサに参加してまいりました。

 カトリックの一員として、困ることに、「クリスチャンなんですね」という問いがあります。クリスチャンとは、Christianのことですから、キリスト教徒には間違いがないのですが、普段は、クリスチャンではなく、カトリックと言っていますので、クリスチャンと問われると、違和感を覚えるのです。

 欧米諸国においては、クリスチャンとはプロテスタントのことを指し、カトリックカトリックというらしいので、是非、そうしていただきたいものです。

 午後は、「町田俳句友の会」の定例句会、に参加しました。
 兼題は、「終戦記念日」。

 出句した駄句は、下記の句、その他です。

  空咳し黙祷す終戦記念日
  苛めたる虫思い出す夏の午後

 6句出句しましたが、ぼくのような初心者は、まるで箸にも棒にも掛かりませんでした。その、句会の最中に出た、柿ピーの袋に印字されていた文言が面白かった。

 製造者は、だれもが知っているk製菓株式会社なのですが、「開封後はお早めにお召し上がり下さい。」という、文章が印字されているのです。

 そもそも、柿ピーを開封後すぐに頂かない人はいないのです。柿ピーを2時間後に食べるから、それに備えて、1時間前に開封しようとする人が、いったいどれほどいるというのでしょうか。

 これは、拡大製造者責任への過剰反応の一例です。
 別に、これはk製菓株式会社に限らず、至るところに見られます。電車に乗れば、「忘れ物をしないように」再三、注意を促されますし、歩く場所の指定にも、うるさい。

 こんなことを駅員に言われてしまうから、マッカーサーから日本人は「12歳の少年のようなものである」との指摘を、受けてしまうのでしょうね。

 例会後、近くの居酒屋さんで、軽く打ち上げを行ったのですが、そこで出てきた、「お通し」を幹事さんは断ったのです。
 これを見て、ぼくは驚きました。「お通し」を断れる、ということに思いが至らなかったのです。
 なるほど、考えるまでもなく、「お通し」も課金の対象なのですから、それを断る権限は、客にあるのです。したがって、「お通し」は断れないものだと、勝手に思い込んでいましたが、そんなことはないのですね。