「池袋JAZZ FESTIVAL 2005」の司会

 今日は、本当に楽しい仕事でした。
 というのも、今日の仕事というのは、「池袋JAZZ FESTIVAL 2005」の司会だったからです。

 ぼくはJAZZがこよなく好きなので、その司会なんて、もう仕事というよりも、一観客として楽しませていただいたのでした。

 この「池袋JAZZ FESTIVAL」は今年で2回目ですから、まだ歴史の浅いJAZZ FESTIVALですが、その盛り上がりぶりから、定着しそうな勢いを感じました。

 このお祭りには、実は、わが母校の立教大学も、関係しています。
 立教は、音楽学部があるわけでもない、中規模大学なのですが、JAZZ playerを多く輩出しています。

 鈴木勲を始め、米木康志、明田川荘之、そして、今日の出演メンバーでもあった、松井洋、大貫晃嗣、永田利樹。他にもまだまだ多数おり、まさに多士済々です。

 ここで、来月から日本で最後の公演を行う、ソニー・ロリンズの言葉を引きます。
 “ジャズの真髄は、いつも新しく、いつも変わっていることだ。空を見上げれば雲がある。どれも同じ形はない。常に変わっているけど、いつもそこにある。”

 「なあソニー、音楽がなかったら、面白いことなんかあるのか」とセロニアス・モンクは、よく話しかけてきた。 「そうだよ。その通りだ」とロリンズは答えたそうです。

自分にとってジャズは、人間が神に近づこうとする仕業だ。ソニー・ロリンズ

朝日新聞9月8日夕刊)