「『敬老の日』につき3箇所での落語公演」

 「敬老の日」は以前は9月15日だったのですが、どうして、「敬老の日」が9月15日だったのかが、ぼくは分からないので、ご存じの方がいらっしゃったら、是非、ご教示下さい。
 ただ、「敬老の日」が、以前は「老人の日」と呼ばれていたことは知っています。「老人の日」が9月15日になった、その理由がぼくは、知りたいのです。

 今日は、落語家にとっては稼ぎ時でして、「敬老の日」に高座がない落語家は、ごくごく稀なはずです。
 ぼくにしたところで、3箇所を掛け持ちしたのですから。
 尤も、その3箇所はすべて、ご当地町田市内でした。
 旭町中央町内会、公社本町田住宅自治会、根岸美友会の順で高座に上がったのですが、ローカル過ぎて町田以外の方にとっては、興味が持てないでしょう。

 ちなみに、一昨日17日は、新潟県分水町の閉町記念健康まつりで、講演をしてまいりました。分水町も来年3月に、吉田町と2町1市の合併により燕市へと、名前を変えるのです。

 平成の大合併により、1999年には3,232あった市町村は、来年3月末日までに1,822に再編成されます。ということは、4割以上の市町村が姿を消すわけですから、徒事ではありません。

 そもそもこの平成の大合併は、神野直彦東大経済学部長が指摘するように、「地方分権が、国の財政再建のため国庫負担を減らすことから始まった点に悲劇がある。」(朝日新聞8月22日朝刊)のです。

 国と地方併せて770兆円にも達する借金を、どうするか。
 『決断!待ったなしの日本財政危機』(東信堂)を著した、財務省主税局の企画官、

矢野康治さんは、「今のままでは平和ボケし、子孫にツケを回してまで現世の繁栄を追い求める国になってしまう」

と、指摘しています。