「再チャレンジできる社会」

 去る6日、将棋のアマチュア強豪、瀬川晶司さんが、プロ編入試験六番勝負において3勝目を挙げて、見事、プロ四段の棋士となりました。

 瀬川さんは、「言葉で言えないくらいうれしい」とのことですが、たしかに、嬉しかったことでしょう。
 一度は年齢制限の壁に阻まれ、プロへの道を閉ざされても、たゆまぬ努力が実を結び、晴れてプロへの門を自らこじ開けた瀬川さんに、大きな拍手を送るとともに、このように、再チャレンジできる体制を、さまざまな場面で用意することは、これからの日本には、必要なことだと、改めて痛感したのです。