「元旦から大失態」
元旦とは、文字通り元日の朝のことですが、早速大失態をやらかしてしまいました。
というのも、元旦は噺家は必ず師匠のお宅にご挨拶に伺うのですが、寝坊してしまったのです。
今日は午前9時半に師匠宅に集合だったのですが、9時40分になっても来ない兄弟子を気遣って、弟弟子からぼくの携帯電話に連絡が入ったのです。
ところが、ぼくは寝ていたのです。
さぁ大変、取る物も取り敢えず早速黒紋付に着替え、小田急に飛び乗ったものの、時間的に師匠宅には間に合わず、師匠の出番のある、浅草演芸ホールに向かいました。
辛くも師匠よりは早く浅草演芸ホールの楽屋に入ることが出来ましたが、さて、どれほど怒られるのか、戦戦兢兢としていると、師匠が楽屋に入ってきました。
先ず、詫びを入れたのですが、あれれ、なぜか、師匠は怒っていないのです。
どうも、おかしい。
普段ならば、烈火の如く怒るはずなのに、肩透かしを食った按配。
それどころか、高座が終わると、師匠はお茶に誘ってくださったうえに、ランチのご馳走までしてくださいました。
なにか、新年早々、狐につままれたような気分でした。
ぼくは、その後、橘家円蔵師匠のお後、浅草演芸ホールの2時30分の高座を勤め、町田に帰ってすぐに、黒紋付のままで、またまた、町田駅駅頭で、午後5時から7時15分まで政治リーフレット配りをしたのでした。
その模様を写真で撮りましたが、公職選挙法上掲示できないのが残念です。
申し遅れましたが、本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。