「やはり多い自衛隊員の自殺率」

 自衛隊の高い自殺率の件は、2月9日にも記しましたが、それを補強する記事を見つけました。

 3月10日の朝日新聞朝刊によると、2004年度の自衛隊における自殺者は94人(0.04%)で、今年度は1月末現在70人で、0.03%とのことですが、これがイラクへの派遣隊員に限ると、0.07%と、2倍近いのです。

 ちなみに、米陸軍は2003年にイラク派遣兵士のメンタル調査をしたところ、陸軍全体の自殺率は10万人当たり11.9人だそうですが、イラク経験者は15.6人に跳ね上がります。

 それでも、これは、0.015パーセントですから、日本からみると、格段に少ないのです。
 つまり、いかに自衛隊員の自殺者が多いのかを、この数字は例証しているのです。