「秋田県中小企業青年中央会講演&M・フリードマン氏逝去」

 今日は、JRのこまち号で、秋田市に行って上記の講演の講師を勤めてまいりました。
 その車中で、M・フリードマン氏の逝去を、車輌ニュースによって知ることとなりました。

 フリードマンに与せず、ぼくは立教の経済学部に編入学したのですが、巨星墜つの感を抱かされる、氏の御逝去でした。

 フリードマンケインズと並ぶ20世紀を代表する経済学者であったことは、誰もが認めるところでしょう。

 日本にフリードマンを紹介したのは、シカゴ大学に留学した、立教経済学部の先輩、西山千明先生でしたが、先生は、シカゴ学派に与したために、帰国後、ケインズィアンの巣窟である立教の経済学部に戻ることは出来ず、社会学部をつくったことは、立教関係者にはあまりに有名な話です。

 今では日本の経済学者においても、フリードマンが提唱したマネタリズムが全盛の観がありますが、さてこの隆盛、いつまで続くことでしょうか。