「自主男女共生学級『近代文学と女・男の生き方』」

 今日は、まちだ中央公民館で開かれている、女性・男性問題講座のうち、「自主男女共生学級」で、ぼくも参加させていただいている『近代文学と女・男の生き方』に出席しました。

 この講座では、毎月2回火曜日に集まり、毎月決めた近代文学を輪読しているのです。
 今月は太宰治の『魚服記』を読み、今日の当番はぼくでした。なお、本講座の講師には、高田千波(駒澤大学文学部)教授をお迎えしています。

 なかなかに白熱した論議が展開されたのですが、ぼくのレポートを好かったらご覧下さい。

〔執筆事情〕
 『魚服記』は、太宰が同人誌「海豹」に加わるために提出した作品である。発表は昭和8年3月号の同誌創刊号であるが、制作の時期は明らかではない。
 なお本作品は、同誌同人今官一に太宰が同人に勧誘された際、提出した作品であることから、太宰にとっては、相当の自信作であったことが容易に推測される。
 それを裏付けるように、本作品は同誌に、太宰自身によってていねいに墨書されて提出されており、これを見た木山捷平、古谷綱武らの同人諸氏は驚倒し、すぐに同人入りは許された、とのことである。

 続きは、らん丈HP「らん読日記」をご覧下さい。⇒http://www.ranjo.jp/cgis/randoku/index.html