「一般質問後、早大、中沢新一」

 今日は、第4回町田市議会定例会一般質問第3日を終えた後、早大で「社会意識論」の講義を、受講しました。

 帰りの電車で読んだ、中沢新一多摩美術大学芸術人類学研究所所長)の『三位一体モデル』(東京糸井重里事務所刊)の書評が、面白かった。

 それは、清野由美評で、朝日新聞に載っていたものですが、それによれば、同書は、「父」=世界を作る秩序、「子」=父の秩序を現実につなげるもの、「精霊」=予測不能な動きで増殖、拡大していくもの、と置き換え、この神学上の思考モデルがビジネスを理解するための道具にもなると、説いているのです。

 たとえば、西欧資本主義が世界を制覇できたのは、神(父)と現実を結びつける貨幣(子)に、利子(精霊)の概念がうまくはまったから、なのだと記す。
 なるほどねぇ。