「素晴らしい個人宅音響ホール」
本日、町田稲門会音楽同好会部長のS氏宅にて、「名曲アワー」という催しが企画され、素晴らしい音響設備を据え付けたお部屋にて、クラシックの名曲の数々を堪能させていただきました。
その音響設備たるや、32畳のミュージック・リスニング・ルーム、壁は5角形、天井までの高さは4メートル。
BBC(英国放送局)仕様のリム式ターンテーブル。その上に、懐かしいLP盤。
完全防音室ですから、ご近所に気兼ねなく、臨場感溢れる名曲の演奏を大音量で楽しめました。
スピーカーは、米国ウエスタンエレクトリック社1940年製の物。
そこから溢れだす音楽は、まさに楽器の前にいるかのような、迫真力溢れるもの。
ピアノですと、ベーゼンドルファーとスタインウェイの違いが如実に分かるという、逸品。
冒頭に流された、ゲリー・カーの神業のコントラバスによる「アルビノーニのアダージョ」で早くも、その迫力にノックアウトされました。
シンフォニーも凄かった。フルトヴェングラーのLPで到頭ノックダウンを喫してしまいました。
至福の午後を過ごした後、新橋にて落語を二席勤めました。