「いじめ社会」

 今年度の町田市決算特別委員会の本格的審議が、9月20日から始まり、今日も決算特別委員会の審議が行われますが、昨夜は、午後11時52分まで審議を行いました。
 おそらく、今年度の決算特別委員会の審議時間は、町田市議会の最長記録を大幅に更新することでしょう。

 大相撲、時津風部屋の、傷害致死での立件を視野に入れた事件報道に接して抱く感想は、相撲界の構造の醜さの発露ではないか、ということです。
 死亡した力士の兄弟子はもとより、師匠である親方までが、それに加担していたというのですから、相撲界の構造的な欠陥が露呈した事件といえるのかもしれません。

 このいじめの構造は、相撲界に限らず、日本の至るところに見出すことができますが、軍隊にも当然ありました。
 たとえば、海軍特別幹部練習生として志願入隊した、後の作家、城山三郎は、「ただ狂ったように、部下を撲りつけるだけ」の非人間的な帝国海軍の姿をそこに見出しました。