「まちだ市民大学HATS『人間科学』」

 現代の「生老病死」と向き合う、というサブタイトルの、まちだ市民大学HATS『人間科学』、という講座を受講しています。

 10月5日は、お茶の水女子大学名誉教授の、波平恵美子先生が講師でした。

 土葬から火葬に移行した日本人の葬儀観等の講義の後、質問を受け付けてくださったので、下記の質問をらん丈はしました。

 自殺の決行を覚悟している人が、職場の定期健診を受診した結果、末期がんであることが分かった。
 1、その人は、がんで死ぬのだから、むしろ自殺しなくて済むとホッと安心(?)したのか。
 2、がんだろうが、自殺を決行するのか。
 3、先ず、がんを根治させてから、改めて自殺を決行するのか。
 4、がんの治療の間に、自殺を思いとどまるのか。

 以上の4つのパターンが考えられるが、多くの日本人は、どのような行動をとると先生はお考えになりますか、と問うと、さすがの先生もお答えになれませんでした。
 別に先生を困らせようとして質問したのではなく、本当に知りたかったのです。