「山場でのCM逆効果」

 11月6日朝日新聞夕刊に「山場でのCM逆効果」という記事が載っていました。⇒http://www.asahi.com/culture/tv_radio/TKY200711060131.html

 場面を盛り上げておいてから「正解はCMの後で」「最新情報はこのあとすぐ」。
 こんなテレビの「山場CM」が多い番組には、視聴者が不快感を抱くことが、榊博文(慶應義塾大学文学部 人間関係学系社会学専攻)教授⇒http://k-ris.keio.ac.jp/Profiles/0020/0006229/profile.htmlらの調査によって明らかにされました。

 国際比較によると、山場CMは、日本は40%の番組で現れ、米国は14%、英国は6%、フランスはゼロ。

 その山場CMを「不愉快」に思う視聴者は、86%。
 「一段落CM」と比較すると、山場CMの商品は買いたくないが、その3.8倍。

 つまり、山場CMは放送すればするほど、その商品に悪感情を抱くので、お止めになった方が、スポンサーのためになります。