「『先端医療が導く生命の未来』」
昨日は、早稲田大学大隈講堂で行なわれた、『先端医療が導く生命の未来』という講演会に参加しました。
主催は、早稲田大学と朝日新聞社で、目玉は脳科学者、茂木健一郎さんによる基調講演「生命の複雑さに科学はどう挑むのか?」でした。
「地方自治法」の講義があり、途中からの参加となったために、茂木さんの講演を始めから聴けなかったのが残念ですが、面白い講演でした。
茂木さんは、人間の脳はその活動の7割を、勝手気儘にやっているというのです。
人間が頭脳活動を支配できるのは、せいぜい3割まで。
あとは、脳に聞いてくれ、というのです。
偶発性を楽しむ覚悟があれば、人生は楽しい、というのも面白かった。
経営学や危機管理でも流行の、contingencyを楽しむといい、というのです。
たしかに、人生はなかなか計画通りになりませんが、計画通りにならないからこそ、人生は面白い、というのです。
ご尤もです。