「またも、『ALWAYS 続・3丁目の夕日』で泣く」
映画『ALWAYS 続・3丁目の夕日』を観、前作『ALWAYS 3丁目の夕日』に続いて、泣きました。⇒http://www.always3.jp/
脚本・監督・VFXの山崎貴は、今日の日本映画界において、最も優れたwellmade playの作り手ではないでしょうか。
間然するところがなく、wellmadeのお手本のような作品でした。
このような映画ならば、原作者の西岸良平は、果報者というべきです。
今回の舞台は、前作の翌年昭和34年です。
その年に、奇しくもぼくは生まれたのですが、たしかに、昭和30年代の日本はまだ貧しいたたずまいがあったのです。
けれど、それを苦にする人はごく僅かでした。
それは、希望がふんだんにあったからです。
人間は、貧しくとも、希望があれば、明るく生きていくことができるものです。
それを証明したのが、昭和39年に生まれた山崎貴の映画でした。