「『「婚活」時代』」

 ぼくはまだ現物を手にとってはいないのですが、6月15日朝日新聞読書欄に載っていた、小柳学の評による『「婚活」時代』(ディスカヴァー携書)を読むと、今の日本は、結婚も「活動」をしないとできないのだそうです。

 つまり、就職のための活動が「就活」ならば、結婚のための活動が「婚活」というわけです。

 男子は、幼稚園のときから、モテ格差にさらされ、成長しても、女性経験値が低いと「受け身の王子様」になってしまうことがある。

 女性は、一部の魅力ある男性に殺到する「オットセイ型社会」を、勝ち抜かなければならない。

 著者は、中央大学文学部の山田昌弘教授と白河桃子さんです。