「本当の保守主義」

 9月7日の朝日新聞朝刊に、榊原英資早大大学院教授)と山崎正和(劇作家・評論家)による、混迷の政治“耕論”が掲載されていました。

 そこで、山崎が本来政治が取り組むべき課題として、「もっとも重要なのは、『高福祉・高負担』か『低福祉・低負担』かを選択すること。これを正面から国民に問いかけた政府は世界にありません。相当しんどいことになるから。しかし避けられない。日本社会の根本の問題だ」

「今の日本人は身の丈に合わない生活、過剰な生活をしている。全員で生活水準を少し、たとえば1割ほど下げたらどうか。(中略)これこそ本当の『保守主義』なのだが。」と話していました。