「おもしろ短歌」

 昨年に続いて今年も、朝日新聞の朝日歌壇の選者による「おもしろ短歌」が、今年は高野公彦によって披露されました。

 そこでぼくが面白かったのが、下記の二首でした。

  相手選ぶ眼の有るわれと無き妻の結果が出た五十年目の春 久保小八
  〈夏草や芭蕉とび込む最上川〉暑中見舞いはこの句に決めた 山口明紀