「『東大法学部』」

 水木楊の『東大法学部』(新潮新書)を読んで、なるほどと思ったのが、「たとえ英国が滅びても、オックスブリッジ(オックスフォード大学とケンブリッジ大学)は残る」という言葉でした。

 上記、オックスブリッジを東大(法学部)に当てはめられないことは、本書にある通りですし、さりとて、他の日本の大学がそれに代わるかといえば、日本にはそのような大学はない、というのが実際のところでしょう。