2010-08-19 「俳人森澄雄さん御逝去」 昨日の河野裕子に続いて、今度は、俳句の森澄雄さんがお亡くなりになりました。それほど、今年の残暑は厳しいということなのでしょう。 森澄雄といえば、妻恋の句で有名ですが、それをいくつかここに掲示して、その死を悼むものです。 除夜の妻白鳥のごと湯浴みをり 飲食をせぬ妻とゐて冬籠 木の実のごとき臍もちき死なしめき いまははやしんじつひとり花薄 この夜亡き妻と話して風邪心地