「復本一郎先生の『鬼貫の内なる芭蕉』」

 昨日、今日と、町田市民文学館で、復本一郎(神奈川大学名誉)教授を講師に、『鬼貫の内なる芭蕉』と題する文学講座が開かれており、それに出席しました。

 上島鬼貫とは、「東の芭蕉、西の鬼貫」と称された俳人だったそうですが、寡聞にして存じませんでした。
 鬼貫は、「誠の外に俳諧なし」と悟ったそうですが、復本先生が紹介した次の句には、はるほど、と思ったものです。

  人間に知恵ほどわるい物はなし