「大学教授の心配」

 立教法学会が発行する『法学周辺』の2010年3月号に、同年立教大学法学部を定年退官され、今年度から國學院大學法科大学院http://www.kokugakuin.ac.jp/lawschool/houka04_takei.htmlに移られた、磯部力(東京都立大学名誉)教授が、立教大学法学部の学生について、こんなことを記していました。

 「その人の脳と心を深く耕して、生涯にわたる精神態度の土壌を形づくるような「古典的意味での教養」にはほとんど見向きもしないという人が大部分になってしまいましたね。」

 このように記されるのは、なにも立教の学生ばかりとは限らないでしょうが。