「夏に読んだ本」

 いよいよ今日から9月。長い夏休みを終えて、授業が再開される学校が多いことと思います。
 夏休みの間、勉強や遊びに、それぞれ羽を伸ばしたことでしょう。本はどんなものを読んだでしょうか。
 ぼくが印象に残っているのは、橋爪大三郎東京工業大学教授)と大澤真幸京都大学教授)の対談『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書)でした。
 この本を読むと、ぼくのようなカトリックでも、あるいは、キリスト教の信仰を持たない方でも、キリスト教のいくばくかが分った気になるものです。