「和魂和才」

 3月23日の朝日新聞経済気象台は、「和魂漢才から和魂和才へ」というものでした。
 つまり、中国を模範とした和魂漢才から、明治維新以降は和魂洋才に至り、現在は「和魂和才」ではないのかという論旨でした。
 米国の友人が著者にこういったというのです。「日本人は一度コンセプトを与えられると、驚くべき才能を発揮する。(ところが)『コンセプトを見失ったとき、日本は烏合の衆と化す』というのです。
 そこで、日本人は「学ぶ才能と創る才能は同居しうるか」というのです。