「筒井康隆」

 今月は年度末のためでしょうか、5年間にわたって朝日新聞夕刊に連載されていた、谷川俊太郎の「今月の詩」が終わりました。

 朝日新聞朝刊では、筒井康隆の「聖痕」が本日をもって終了しました。
 この小説は、筒井康隆の御子息伸輔さんが挿絵を担当したことでも話題になりましたが、『富豪刑事』にもあった雅な世界が、食や舞をつうじて発露した、まさに読み終えるのが惜しい小説でした。