「『政治はなぜ嫌われるのか』」
GWは、読書に勤しみました。中で面白かったのが、コリン・ヘイ(シェフィールド大学)教授の『政治はなぜ嫌われるのか』吉田徹訳(岩波書店、2012年)でした。⇒http://www.shef.ac.uk/politics/staff/colinhay
それによれば、1970年代以降、先進各国では政治不信が声高に語られるようになり、政党の党員が減少し始める。それは、政治家の劣化なのか、それとも、それとは異なる理由によるのか。ヘイは、公共選択論を真犯人としている。