「米国の医療費削減キャンペーン」

 さる8月6日には、社会保障制度改革国民会議による報告書が出されました。⇒http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kokuminkaigi/pdf/houkokusyo.pdf
 2011年度のわが国の医療費は、約37兆8千億円で、毎年1兆円増えています。そのうち、70歳以上の医療費が45%を占めており、その比率は増加の一途をたどっています。
 米国も同じように医療費が増えていますが、7月30日の朝日新聞経済気象台によれば、同国の医療団体が行っている医療費削減キャンペーンには、次のようなものがあるそうです。「軽い頭痛や失神で、CT、MRI撮影をしない」「65歳以下の女性、70歳以下の男性の骨粗鬆症検査をしない」など具体的に例を挙げているそうです。