「日本の若者や社会」

 一昨日の朝日新聞フロントランナー欄では、スプツニ子(マサチューセッツ工科大学助教)さんが、採り上げられていました。⇒http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312250199.html
 そこで、スプツニ子さんは、日本の若者や社会について、「議論が苦手で、何が正しくて、何が正しくないかを自分で判断する力が不足しているように感じました。それは日本の学校が「正しいこと」を先生から一方的に教わる学習スタイルだから。私が通ったアメリカンスクールでは、個人の考えとは関係なく、主張を入れ替えながらディベートしました。根拠を考えて主張をぶつけ合うことで「何が正しいか」を考える力をつけることができたのです。

 優等生ばかりが中枢に集まるシステムも問題ですね。失敗のリスクを恐れるあまり、誰も大きな間違いをしない。結果、イノベーション(革新)が生まれにくくなって組織自体の首を絞めかねません。」と指摘していました。