「21世紀の民主主義の限界」

 9月15日の朝日新聞朝刊で、片山杜秀(慶大)教授が、下記の原稿を寄せていました。⇒http://www.asahi.com/articles/DA3S11964364.html

「正論を言えば、政治家は率直に現実と向き合い、正直に語るべきでしょう。いま我が国は借金だらけで、原発もリスクがいっぱい、災害列島なのに予算には限りがあり、福祉も現状維持ですらアップアップで、もはや大したことはできません、って。でも、そんなことを言ったら、みんな生きる気力を失ってしまいますよ。何よりも選挙で勝てない。ここに21世紀の民主主義の限界、高度資本主義国家の行き詰まりがあります」