「待機児童問題の根源」

 9月29日に厚生労働省が公表した資料によると、認可保育施設に入れない待機自動は今年の4月1日時点で、23,167人に上りました。⇒http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000098531.html
 前年同時期よりも、1,796人多く、5年ぶりに増加しました。保育の受け皿は計画以上に整備が進んだものの、利用申込者が前年より13万人以上も増えたために、待機児童が増えたのです。
 ここに、待機児童問題の根源があります。つまり、受け皿を拡充すると、期待が高まり申込者が急増し、その結果、逆に待機児童が増えてしまうのです。