里見清一先生の『医師の一分』
今年もあとわずかとなり、ここで、ことし読んだ本のうち、印象に残ったものをご紹介いたします。
それは、里見清一先生の『医師の一分』(新潮新書)です。⇒http://www.shinchosha.co.jp/book/610597/
前著『偽善の医療』(新潮新書)も、そうでしたが、そのあけすけな物言いが爽快な、現役の医師による、今日の日本の医療の実態を描いた著書には、おおくのことを教わりました。
たとえば、「病院ランキング」は有害、がんの「最先端治療」はどこまで信用できるか、「告知の無責任」等、目からうろこが落ちました。