「新世代法学部教育の実践」

 『書斎の窓』(有斐閣、648号まで)に連載された、池田真朗(武蔵野大学法学部)教授による、「新世代法学部教育の実践」が、興味深かった。
 そこでは、わが国の法学部教育は、その9割以上の、法曹にならない「圧倒的多数派」の学生のために展開されなければならないが、その方策として示されたのが、「構成員たちの幸福を考え、その集団に最適なルール創りができる人」を養成するものであるべきとの主張です。