「『高原書店』にて本を売り、中井久夫」

 町田市にあり、おそらく古本屋では、日本でも1,2位の店舗面積を誇る「高原書店」で、昨日10冊の本を売りました。
 買入価格は、800円。駄本ばかりにもかかわらずこのお値段は、ありがたい。
 思えば、ぼくが高校に入学した1974年にこの高原書店も、町田市(当時は、中町)に店を構え、以来ずっと、4店舗目の現在もお世話になりっぱなしです。

 特に、ぼくが勘当同然で師匠の許に弟子入りしたとき、約2m分の本を1万円で買っていただいたのは、今でも、ありがたい思い出です。

 岩波書店発行の『図書』は読みでのある広報誌ですが、今月から連載が始まった、中井久夫の「私の日本語雑記」が興味津々です。
 欧米人の会話に登場する罵り言葉、goddamからfuckに至るまで、多くは神汚しの言葉に発する、という指摘は、なかなか面白かった。