2008-01-01から1年間の記事一覧

「一度きり」

人生において起こることは、一度きりということが結構あります。 でもそれを、当人は自覚していないだけなのです。 たとえば、一日は毎日更新されると思いがちですが、ある日それは、死を迎えることによって永遠に断続されます。 佐々木閑(花園大学)教授が…

「歩いた」

昨日は、師匠のお宅の大掃除につき、午前10時に伺いまして、朝食を頂いた後、早速大清掃へと取り掛かりました。 それが終わり、昼食もご馳走になった後、忘年会の会場へとぼくは、一人歩き始めました。 つまり、足立区六町から上野までです。 途中、荒川に掛…

「驚愕の写真家」

今話題沸騰の写真家、本城直季の作品を初めて見たときは、本当に驚きました。 本城は、もっぱら都市を撮影しているのですが、まるでミニチュアの作品を見ているようです。まずは、ご覧下さい。⇒http://www.stairaug.com/ARTIST/honjo.shtml

「餅は販売中止になりません」

『経』11月号(ダイヤモンド社)に連載されている、森達也の「リアル共同幻想論」を読んでいたら、面白い記述に行き当たりました。 そこで、こんにゃくゼリーは、喉に詰まらせて亡くなった方がいらっしゃったから、販売が中止されたが、餅は毎年必ず喉に詰ま…

「高校英語、英語で授業」

文部科学省は、2013年度の新入生から高校の学習指導要領の改訂案で、「英語の授業は英語で行うのが基本」と明記するそうです。 これは、教える側が大変です。 充分に指導できる英語教諭ばかりとは、いえないでしょうから。

「麻生首相はカトリック」

今年のクリスマスイブに、麻生首相は、ご家族とともに、関口にある、東京カテドラル聖マリア大聖堂での御ミサに参列されました。 日本の首相でのキリスト教徒は、大平首相が聖公会信徒だったのに続いてのことだと思われますが、他にもいらっしゃるでしょうか…

「不況で儲かる商売」

ぼくが落語家になった昭和56年(1981年)当時、寄席にお客さんは今ほど入っていませんでした。 それをある先輩落語家は、「こういう商売は、不況になると強いんだよ」とおっしゃっていましたが、まさしく、不況の今、寄席は活況を呈しています。 ほかにも、…

「トヨタ赤字転落」

組織は、最も成功しているときに、失敗の種を胚胎する、というのは常識ですが、トヨタも例外ではなかったようです。 トヨタは今年の世界自動車販売実績見込みが896万台で、米GMを抜き、初の世界首位に立つことが確実になったのですが、1983年の連結決算開示…

「行政の線引き主義」

ノンフィクション作家の柳田邦男さんをはじめ、実に多くの識者も指摘する「行政の線引き主義」をだれも、好いとは思ってはいないのですが、さて、それを克服する手段はあるのでしょうか。 線引きをするともれてしまう、グレーゾーンに被害を受けて救済されな…

「フランス」

フランスはぼくにとって、憧れの地です。 ソムリエの田崎真也さんが、19才で渡仏した際、一日の食費は5フラン(約300円)に切り詰めたのだそうです。 それで、12〜3フラン貯まるとビストロで食事を摂ったそうです。 田崎さんのすぐ隣の老夫婦が時々手をつな…

「大学の廃校」

LCA大学院大学は、来年度の学生募集を停止しました。 同大学は、2010年春以降、廃校になる可能性もあります。 文部科学省は、少子化が進行しているのにもかかわらず、大学設置基準を緩和していますから、大学は年々増え続けています。 したがって、これから…

「雇用について」

朝日新聞に昨日まで連載されていた、「派遣の行方」最終回は、ザ・アール社長の奥谷禮子さんと龍谷大学の脇田滋教授のコメントが併載されたものです。 奥谷さんによれば、「派遣は雇用の創出に寄与している」のだし、「雇用の原則は正社員」という幻想はもは…

「本会議、庁舎建設等に関する調査特別委員会」

今日は、町田市議会本会議の表決と町田市庁舎建設等に関する調査特別委員会、文教社会常任委員会、議会改革調査特別委員会があり、それぞれ出席します。

「昨日、議員研修会」

昨日は、町田市議員研修会があり、当然ながらそれに、参加しました。 講師は、地方分権改革推進委員会事務局長であり、北海道大学公共政策大学院の宮脇淳教授でした。 質疑の時間があったので、ぼくは真っ先に手を挙げ、下記の質疑を行いました。 Aの町で受…

『反貧困』

反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠さんの著書『反貧困−「すべり台社会」からの脱出』(岩波新書)が、朝日新聞社の大佛次郎論壇賞を受賞しました。 世評高い本ですし、受賞は当然のことですが、貧困から脱出するにはお金や人間関係、精神的な面での『溜め…

「高校野球とプロ野球」

12月13日の朝日新聞夕刊に掲載された、杉谷拳士さん(日本ハム)の記事を読んでいたら、うまいことが書かれていました。 「高校生の投げる球は『勝ちたい』。でも、テストで体感した球は『生きたい』。プロは、命をかけてやらなきゃだめな場所なんだ、と学ん…

「本日、会派勉強会」

今日は、ぼくが属する町田市議会会派、「まちだ新世紀」で、勉強会があります。

「あまりにおもしろい本」

新潮文庫の解説で、池澤夏樹が「あまりにおもしろい本」と紹介する、沢木耕太郎の『凍』は、たしかに「あまりにもおもしろい本」でした。 この作品は、山野井夫妻が挑戦した、8000m近い標高のギャチュンカン峰の登山を描いたものですが、ぼくは飯も食わず、…

「文体」

東大大学院総合文化研究所の野矢茂樹教授が「本が好き」(光文社)2009年1月号で、「独自の文体に出会うことには、身体能力を押し広げられるような喜びがある。高校生の頃、野坂昭如にはまって自分の文章が破壊されかけたことがある。東海林さだおや林望のエ…

「本日、議会改革調査特別委員会開催」

今日は、午前10時から、町田市議会議会改革調査特別委員会が開かれますので、副委員長として、同委員会に出席します。⇒http://www.gikai-machida.jp/top.html

「内定取消の難しさ」

昨今話題になっている、中学生、大学生や高校生、高等専門学校、専門学校生の内定取消ですが、企業に言わせれば、「いいですよ、今年は内定取消は一切いたしません。その代わり、来年は、初めから募集を大幅に縮小しますから」という戦術もあるわけです。 で…

「『日本語が亡びるとき』」

水村美苗の『日本語が亡びるとき』(筑摩書房)は、憂国の書です。 「21世紀、英語圏以外のすべての国民は、〈自分たちの言葉〉が、〈国語〉から〈現地語〉へと転落してゆく危機にさらされている。それなのに日本人は、文部科学省を含め、「もっと英語を」の…

「句会欠席出句」

今日も、町田市議会の本会議があり、明日は文教社会常任委員会に出席するため、明日の句会には出席できません。 よって、下記の句を出句します。兼題が、「冬薔薇」と「短日」です。 そば屋にて「枯葉」聞きつつすするざる 秋空の気球に見惚れる妻とわれ イ…

「本日、らん丈一般質問」

今日は、町田市議会一般質問、らん丈が午前と午後にまたがって行います。詳細はこちらです。⇒http://www.senkyo.janjan.jp/report/0812/00003742.html

「加藤周一さん墜つ」

御存じのとおり、加藤周一さんがお亡くなりになりました。 まさに、巨星墜つ、の感ありです。 ぼくにとって加藤周一さんは、朝日新聞夕刊に連載された「夕陽妄語」であり、『日本文学史序説』でありました。 文学で言えば、万葉集から大江健三郎まで、同じよ…

「家庭倫理講演会&大久保ゼミOB・OG会」

今日は午前10時から、町田市民ホールで開かれました、実践倫理宏正会による「家庭倫理講演会」に、参加させていただきました。 午後は、早稲田大学社会科学部でのゼミナール「地方自治と行政」の担当をされました、大久保皓生ゼミのOB・OG会です。 ちなみに…

「裁判員候補者通知」

さる11月28日に、裁判員の候補者通知が発送されました。 それに関連した新聞記事が多々見られますが、朝日新聞の投書欄「声」を読んでみました。 ぼくは、新聞社に勤務したことはないので、よくは知らないのですが、投書欄に掲載される投書は全投書のごく一…

「町田市議会 一般質問」

今年最後の町田市議会定例会での一般質問が、いよいよ昨日から始まりました。 今回は、29人の議員の一般質問が、8日まで4日間にわたって行われ、らん丈は、8日の月曜日、おそらく午後一番での質問時刻になると思われます。⇒http://www.gikai-machida.jp/ippa…

「『出会う』は面白い」

朝日新聞朝刊文化欄に毎月1回掲載される『出会う』が、なかなか面白い。 先月は、演出家の鴨下信一さん、今月は、立教大学現代心理学部の宇野邦一教授でした。⇒http://univdb.rikkyo.ac.jp/view?l=ja&u=47&n=%E5%AE%87%E9%87%8E&sm=name&sl=ja&sp=1 宇野教授…

「麻生首相の読む本」

ぼくは、新聞では、首相の一日の動きを追った、朝日新聞で言えば、「首相動静」を欠かさず読んでいるのですが、それによれば、村山首相以後、最も多くの本を買ったのは、橋本首相でした。 それこそ、3日に上げず、赤坂の書店に寄っては本を買っていたもので…