2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
文学者とは、言葉によって時代を表現する人の謂いですが、4月28日の朝日新聞でインタビューに答えて、吉本隆明が、「飲料会社がペットボトル入りの水を売り出したころから兆しはあった。」と発言し、中流だと思っていた層が、生活基盤が危うくなって下に落ち…
去る23日、デイヴィッド・ハルバースタムさんが、73歳でお亡くなりになりました。 死因は、カリフォルニア大学の学生が運転する車に同乗中、他の車との衝突事故に巻き込まれたための事故だそうです。 ハルバースタムといえば、“Best&Brightest”がすぐに想起…
教育再生会議では、これまで数値による成績をつけてこなかった小中学校の道徳を、国語や算数と同じように「教科」にするという案を、アジェンダに載せようとしています。 すると、道徳がいずれ成績評価の対象になったり、教材も教科書として検定の対象になっ…
明治大学教授だった黒田龍之助さんが、2007年3月をもって同大学を辞職なさいました。 その顛末を黒田さんが、『本』2007年5月号に書いています。 辞職理由とは直接関係ありませんが、黒田さんが抱く今日の日本の大学への疑問が面白かった。 それは下記の通り…
25日は、大学院で「行政組織論」の講義に出席し、それが終わるや町田に取って返して、消防団の操法の訓練があり、それに参加しました。 講談社のPR誌「本」4月号に、楡周平が『裁判員制度の陥穽』と題するエッセイを寄稿していますが、そこに、“犯罪を犯す”…
hospitalityは、「歓待」と訳されていますが、それを体現している方を眼にすると、心の底から感嘆してしまいます。 それは、NPO法人友の輪会の主宰者、松石御夫妻です。 松石さんは、親御さんの介護を通して、もっと家庭的な介護施設を作りたいとの思いから…
明後日の26日、安倍首相は首相就任後初の訪米に向かいます。 米国では、日本軍の慰安婦問題で、安倍首相は厳しい非難の矢面に立たされることでしょう。 米国議会では、年間200件以上もの決議案が議論されるようですが、そのなかにはこのように、日本軍の慰安…
御存じのように、長崎市長選挙では、長崎市統計課長だった田上富久さんが、伊藤一長前市長の娘婿、横尾誠さんを抑えて、当選されました。 興味深いのは、その開票結果です。 長崎市は、合併の結果、開票区が第1から第8までの8箇所に分かれていますが、そのう…
本日は、午前10時から開かれた、スポーツ柔道大会を見学させていただきました。 主催は、町田市体育協会。主管は、町田市柔道連盟。 会場は、町田市立総合体育館第二武道場。 小学生の部ですと、男女混合の試合なんですね。初めて知りました。 途中で抜け出…
今日は、町田市で歴史を学ぶ同好会、『まちだ史考会』の定期総会がありました。 大学院の講義と重なったために、総会には出席できませんでしたが、それに続いて行われた講演会「対米宣戦布告とポツダム宣言受諾の謎」―昭和天皇と吉田茂の反戦工作―には間に合…
今日は、町田市中町中央町内会館で落語をした後、早大大学院で田村正勝教授の『社会哲学』2⇒のhttps://www.wnz.waseda.jp/syllabus/epj3041.htm?pKey=3911010001012007391101000139&pLng=jp&pPage=1講義があり、そこで、らん丈は発表の当番でした。 内容は、…
御存じのように、長崎市長がテロリズムの犠牲者となってしまいました。 お亡くなりになられました伊藤一長市長のご冥福を、この場を借りてお祈り申し上げます。 ぼくは長崎へは行ったことがないので、どんな土地柄なのかは存じませんが、1990年に続いて2度目…
『「にくい」から「づらい」へ』とは、文藝春秋2007年1月号に掲載された、高島俊男さんの随筆のタイトルです。 それは、朝日新聞の社説に<敬語の指針―かえって分かりづらい>という見出しがあった、というところから筆を起こしています。 これは、少し前ま…
16日朝日新聞夕刊によれば、2005年に5,000万円を上回る申告所得があった富裕層の所得税負担率が、所得が3,000万円超5,000万円以下の層よりも、低額になったそうです。⇒http://www.asahi.com/life/update/0416/TKY200704160195.html ちなみに、このような逆転…
憲法改正の手続きを定める国民投票法案の与党修正案が、13日、衆院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決、参院に送られました。 14日、安倍首相は、参院補選の応援で、福島県入りし、街頭演説を勤め、翌日、同じく参院補選の応援で今度は、沖縄県入り…
タイトルにある通り、師匠円丈が、地元の綾瀬稲荷神社に建立した狛犬建立7周年のお祭りを、綾瀬プルミエで開き、一門は総出演しました。 ちなみに、一門とは師匠円丈を始め、らん丈、白鳥、丈二、天どん、亜郎、ぬう生、たん丈、玉々丈の9人です。 その際、…
今週の9日から、早稲田大学大学院では、2007年度前期の授業が始まりました。 今年度は、前後期併せて30単位の科目登録をしました。 それは、下記の通りです。 「地方分権論」「自治制度論」片木淳(早大政治経済学術院)教授、 「行政組織論」1・2辻隆夫(早…
4月12日の朝日新聞朝刊によれば、“市場経済と平等な社会の両立をめざしてきた欧州で、格差が広がっている。”とのことです。 なるほど、日本ばかりで社会の格差が広がっているわけではないのですね。 同記事によれば、“欧州主要国はなべて経済が好調で、人び…
『UP』とは、UNIVERSITY PRESSのことで、東京大学出版会が発行している雑誌です。 つまり、東京大学にとっては東京大学こそが、唯一のUNIVERSITYなのだから、何憚ることなく堂々とUNIVERSITY PRESSと銘打っているのでしょう。 見上げた特権意識です。 さて、…
今日は、NPO法人地方自立政策研究所代表で、前志木市長だった穂坂邦夫さんを講師に迎えて、町田市議会議員研修会が開かれました。 演題は、『地方の自立とこれからの地方議会・議員のあるべき姿について』というものでした。 質疑の時間があったので、ぼくは…
今日は、早稲田大学西早稲田キャンパス小野記念講堂で、社会科学研究科の健康診断実施日だったので、受診してきました。 検査項目は、胸部X線、尿検査、身長・体重、血圧、視力、でした。 2005年、2006年ともに、身長は165.7cm(短躯です)でしたが、今年度…
本日は、母校でもある町田第一中学校の入学式に、参列させていただきました。 一中の素晴らしいところは、小オーケストラ編成によって音楽が奏でられるところです。 この年齢にして初めて疑問に思ったのは、教科の呼び方です。 国語科、社会科、英語科、数学…
本日は、カトリックにとっては一年で最も重要な復活の主日です。 「復活」という表現は、イエスが生前の姿に戻ったことを少なからず連想させますが、これは誤った解釈でありまして、「一切の権能を授かっている」(マタイ28・18)キリストが、いつも私たちと…
今日は、午後6時40分開演で『ふるさと町田寄席』を開きます。 場所は、町田市民フォーラム3階ホールです。⇒http://www.city.machida.tokyo.jp/shisetsu/com/com14/ 是非とものご来場を、お待ちしております。
今日は母校、町田第四小学校の入学式に参列させていただきました。 ぼくは同小学校に1965年の入学なので、今を去ること42年前ということになります。 入学式の記憶と言えば、桜が咲いていた、これしかありません。 そこへいくと今年の入学式は、画期的でした…
ぼくが属する、町田市消防団第一分団第3部では、6月24日の町田市操法大会を目指して、今週から、毎週月、水、金曜日の午後8時から10時まで、操法の練習を始めることになりまして、らん丈も参加しています。 それにしても、夕べの寒かったこと。
今月発行の『図書』臨時増刊2007「岩波文庫」創刊80周年記念号では、232人の方々が、「私の三冊」を挙げています。 なかなか興味深く読みました。 たとえば、今回は多くの方々が『きけ わだつみのこえ』を挙げているといった具合に。 ぼくならば、下記の三冊…
今日のように、桜が咲いている時分に、急に冷え込み、冷たい雨が降っている状態を“花冷え”といいます。 日本人は、古来このように、気象を表わす言葉は多いのに、色を表わす言葉はごく少ないのです。 それを証明するように、山口佳紀(聖心女子大学)教授は…
今日は、午前10時から記念会堂で、早稲田大学大学院入学式があり、社会科学研究科修士課程に入学したので、参加しました。 祝辞は、スタンフォード大学客員教授であり、元ペルー大統領のアレハンドロ・トレドさんでした。 尤も、トレドさんは英語での祝辞で…
今日は、カトリックにあっては、クリスマスよりも大事な、復活祭前の聖週間初日、「枝の主日」にあたります。 ぼくは、所属するカトリック町田教会のミサに参加し、蘇鉄の葉をもって祝福いたしました。 その後、国際ソロプチミスト町田による猪口邦子代議士…