去る23日、デイヴィッド・ハルバースタムさんが、73歳でお亡くなりになりました。
 死因は、カリフォルニア大学の学生が運転する車に同乗中、他の車との衝突事故に巻き込まれたための事故だそうです。

 ハルバースタムといえば、“Best&Brightest”がすぐに想起されます。
 ケネディ政権に結集した「神童」たちが、全米の最高知能の持ち主たちであるのにもかかわらず、自らと国民を欺いていき、遂にはベトナムの泥沼(quagmire)を招いてしまう様を描き、ニュージャーナリズムの傑作と評されました。

 日本におけるBest&Brightestといえば、22歳の段階では、東大法学部卒業生といって大きな間違いとは言えないでしょう。

 では、その方々が、常にBest&Brightestで居続けることができるのかどうかは、また別の話です。