「麻生首相の読む本」

 ぼくは、新聞では、首相の一日の動きを追った、朝日新聞で言えば、「首相動静」を欠かさず読んでいるのですが、それによれば、村山首相以後、最も多くの本を買ったのは、橋本首相でした。
 それこそ、3日に上げず、赤坂の書店に寄っては本を買っていたものです。

 では、麻生首相はどんな本を買っているのでしょうか。
 麻生さんは、首相就任以来珍しく、11月30日に書店に行き、本を4冊買いました。
 それは、下記のものです。
 『強い日本への発想』、『大暴落1929』、『人物で読む現代日本外交史』、『日本はどれほどいい国か』。
 そのなかで、重なる著者は、日下公人氏です。