「議会活動1年目」 

 今年の3月から初めて議会活動をさせていただくに当たって、様々なことを学び、そして、考えさせていただくこととなりました。

 そんな折、12月26日には、三重県議会が知事と対等な立場で独自に政策を立案、提言するなど議会の役割を明文化した議会基本条例を、施行されるようになりました。

 この条例によって、三重県議会は、「オール与党化」して知事の提案を追認することに終始しがちな議会が、自らの意識改革を図ることを目指しているのでしょう。

 その証左に、同条例の前文で「知事などの執行機関とは緊張ある関係を保つ」と、明記しています。

 また、北海道の栗山町議会でも、今年5月に議会基本条例を制定しました。
 そこでは、全議員に住民向けの議会報告会を年に1回以上義務付けています。
 さらに、町長らに一般質問で逆質問する「反問権」を与えています。
 ぼくは、この「反問権」は、是非町田市議会でも、実現させたいと痛感しました。
 つまり、現行では、議員が質問するばかりで、市長をはじめ執行機関の部長さんらは、議員に質問することが出来ないのです。
 これでは、活性化した議論が実現できないと思うのです。

 ちなみに、住民向けの議会報告会は、ぼくは、毎月1回「まちだ中央公民館」で開いています。
 次回は、1月7日ですので、是非、お越しください。