「自公、過半数割れの可能性」

 与党自民党公明党執行部の心胆を寒からしめるような記事が、朝日新聞20日の朝刊1面トップに載りました。⇒http://www.asahi.com/politics/update/0719/TKY200707190567.html

 与党幹部のただの一人も、楽勝するとは思ってはいないでしょうが、これほどまでに、輿論調査の結果が悪いともまた、思ってはいなかったのではないでしょうか。

 特に自民党の一人区での不振が、際立っています。
 このままでいけば、参院での第一党は、民主党になります。

 2000年、米大統領選挙でのブッシュとゴアのテレビ討論会。
 ゴア氏有利の状況で望んだ討論会。
 ブッシュ氏の答えの度に、ゴア氏は、「どうしようもない答えだ」と言わんばかりに何度もため息を吐いた姿が、テレビで全米に流れました。

 これが視聴者に、ゴアは高慢だという印象を与え、ゴア氏は惜敗を喫してしまいました。

 自民党は、どうやったら負けを減らせるか、という闘いを28日まで続けていくしかありません。