「委員会提出議案全員賛成」

 7日、町田市議会において、画期的な意見書が、全員賛成のもと可決されました。

 それは、来年4月から導入されようとしている、後期高齢者医療制度に対して、らん丈が属する、町田市議会保健福祉常任委員会が、委員会として提出した議案、「高齢者の医療の確保に関する法律の適切な運用を求める意見書」です。

 内容は、以下の3点です。
1、保険料の設定は高齢者の生活実態に即したものになるよう、現在の国民健康保険の保険料の額以下とすること。

2、高齢者の負担や市の超過負担が生じないよう、必要な財政措置を行うこと。

3、後期高齢者医療制度が円滑に行われるよう、速やかに必要な情報を提供すること。

 こうして、町田市は、おそらく全国的に見ても珍しい、委員会提出議案によって、後期高齢者医療制度に対する意見書を、全員一致のもと採択したのでした。
 これは、少なくとも、東京都の自治体では初めての、委員会としての意思表明です。

 ちなみに、全国初の委員会提出議案を提出したのは、他ならぬ町田市議会保健福祉常任委員会と思われ、その内容は、養育家庭制度に対する支援を求める決議です。⇒http://www.gikai-machida.jp/gikai/f_gikai.htm