「小三治師匠の芸歴五十年」

 『民族芸能』の今月号の巻頭に、柳家小三治師匠による随筆、「芸歴五十年、でもまだ…」が掲載されています。

 それによると、“聞きなれた人に、今日の小三治はああだった、こうだったていうのは、どうだっていい。やめて欲しいくらい。”
 “私が聴いて貰いたい人は今まで落語を聞いたことのない人が私の噺を聞いて、へぇ落語ってこんなに面白いんだ、と思ってくれる、それが一番うれしい。”と記していました。
 まったく同感したので、引いた次第です。

 ぼくも長い間、『民族芸能』に連載していました。その文章はこちらでご覧になれます。よかったら、どうぞ。⇒http://www.ranjo.jp/zenbun/gunzou/index.htm