「大学におけるゼミ」

 渡辺治一橋大学社会学部)教授が、朝日新聞の多摩版にある「キャンパスブログ」というコラムの今月分を担当しています。

 それによると、一橋大学では学生が、3年生になると皆ゼミに入るそうです。
 これは、ぼくがいた早稲田のようなマンモス大学では考えられない厚遇です。
 早稲田の場合、学部にもよりますが、ゼミに参加している学生はせいぜい7割ぐらいではないでしょうか。

 そもそも、多くの私学では、ゼミへの参加を学生の自主性に任せ、必修化していません。
 今日の学部のゼミは、少なくない比率で形骸化しているものを見ますが、それでもゼミには参加した方が、得るものは大きいとぼくは思います。