「牧原出(東北大学)教授の自民党評」

 11日の朝日新聞に掲載されていた、牧原出教授の「自民党の系譜と政権交代」が面白かった。

 それによれば、「自民党は、国民各層にあまねく利益を配分する党のみならず、これを乗り越え国家と自らを一体化させようとした政治指導の産物でもあった。政権存亡の機に立たされた今、総裁が岸であればたぎる情熱とともに野党と対決し、福田であれば大連立の上に立つこと模索したであろう。」と記されていましたが、なるほど、そうかな、と思わせる一節でした。