「修士論文口頭試問」

 さる24日、早稲田大学大学院社会科学研究科の修士論文口頭試問が、行われました。
 それは、時間は30分で、主査の指導教授と副査の教授お二人の合計3人で、30分にわたって行われました。
 その際、わたくし、相当に緊張いたしました。

 昨日の、朝日新聞に掲載されていた、内田樹神戸女学院大学)教授の、「モンスター」に関する記事が、面白かったものです。

 それによれば、「新聞をはじめ日本のメディアは、学校や病院、行政という「強者」に対し、「弱者」である市民は全力を挙げてその非をあげつらうべきだという論を張り続けてきた。公的な機関は厳しく批判すればするほど機能が向上するという、経験上明らかにウソのアナウンスを流し続け、モンスターたちを励ましてきた。」
 「変革という病にみんなが浮足立つ中で、すべての市民は同時に公民であり、公共サービスをよくするには自分たちが身銭を切り、汗をかかなければならないことが忘れ去られた。」との発言がありましたが、たしかに、と思った次第です。