「ノーベル賞受賞益川敏英教授」

 昨年のノーベル賞を受賞し、いまや日本人でその名を知らない人はいないとまでいっていい、益川敏英教授への聞き書きが、朝日新聞の夕刊に、昨日まで連載されていました。

 7日の記事では、教授と同じ研究者の御長男に、ノーベル賞受賞後、電話して「ごめんな」と言った、とのことが記されていました。

 つまり、“研究者同士は比較される。そんなに簡単にとれる賞でもない。息子にとっては迷惑なニュースなんですよ。”

 これは、並々ならぬ心遣いですね。
 感服しました。