「日本聾話学校で講演」

 昨日は、相模原市議会議員との視察と前後して、町田市野津田にある日本で唯一の私立聾話学校、日本聾話学校で講演『「好き」があるから、人生素晴らしい』と、落語を一席させていただきました。

 同聾話学校の創立者は、元駐日米国大使であった、E・O・ライシャワー博士のご両親、A・カール・ライシャワー博士夫妻でした。A・カール・ライシャワー博士夫妻は宣教師として来日していましたが、愛嬢フェリシアさん(大使令妹)が生後2ヶ月、肺炎がもとで聴覚を失い、それから米国に帰国し、ご両親はフェリシアさんを聾学校で教育を受けさせました。
 その教育法を日本でも実践するために、大正9年に牛込矢来町の福音教会に、ご両親は同校を設立しました。
 それから幾星霜、1968年に町田市に移転してきたのです。
 同校のその名も、ライシャワーホールにて、講演と落語をさせていただいたのでした。