井上ひさしに続いて、つかこうへいまでも、肺がんで御逝去なさいました。
1970年代に学生生活を送った者で、演劇に関心があれば、つかこうへいは、燦然と輝くスターでした。
当時、青山のVANホールは、たしかつかこうへいに限り、入場料が690円ではなかったでしょうか。
その後は、新宿の紀伊國屋ホールで、入場料が1,000円だったと思います。
ぼくは、つかの過剰なまでの演劇性に骨抜きにされ、20代を送りました。
一度だけ、歌舞伎町のクラブでつかさんと御一緒に水割りを飲んだことがありました。
今となっては、とても、よい思い出です。