「『おくのほそ道』」

 齋藤孝(明冶大学文学部)教授の「旅のネーミング」(『スカイワード』2010年7月号)に、芭蕉の『おくのほそ道』が今日にいたるまで、かほどに人口に膾炙している理由に、『おくのほそ道』というネーミングの妙によることを挙げていました。

 たしかに、『野ざらし紀行』や『笈の小文』では、インパクトに欠けますね。