「『今、再びマルクスに光』」

 朝日新聞23日朝刊に、『今、再びマルクスに光』と題するコラムが掲載されていました。⇒http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201008230099.html

 たしかに、マルクスの『資本論』は、経済学部の学生時代、ほんのちょっとかじっただけでしたが、実に難解で面白いものでした。
 たとえば、「労働とは、人間が有用なものをうるために、彼の精神的・肉体的諸能力を支出することである」なんという言辞。

 そもそも『資本論』とは、19世紀中期までのイギリス資本主義経済を分析対象としたもので、社会主義の研究書ではない、というのがひとつの考え方です。