「ぼくのスタイル」

 議員は自らの要望をかなえるために、行政に対して、質疑や質問をいたします。
 ただ、その質疑や質問のスタイルには、その議員の性格が色濃く反映されるようです。
 自分のことは意外とよくわからないものですから、正確ではないかもしれませんが、ぼくはあまり鋭く質疑や質問を行うタイプではないはずです。

 昨日の朝日新聞夕刊に、オックスフォード大学の苅谷剛彦教授が記した「アメリカとイギリス」でいえば、イギリス型でしょう。
 つまり、「アメリカでは、批判の鋭さを優秀さの証しと見立て、参加者がまるで競い合うかのように議論する。それに比べ、(イギリスの)セミナーでの質疑は、そこでのテーマの面白さをいかに引き出し展開するかを参加者が共同で作り出していく過程のように見える。競争の雰囲気は薄い。」

 こんな観点からの英米での違いは、今回初めて知ったところです。